観劇に誘った友人からよく聞く悩みがこれ(笑)
特に、何度も上演されている人気ミュージカル演目だと顕著です。
訓練されているかのように客席からピッタリのタイミングで拍手が起き、そして次の曲に備えてピタリと止んだりする。

初めてだと
「えっ?拍手するとこなのね!しなきゃ・・・あれ終わった(汗)」
みたいなことになって焦る。らしいですね~。
拍手でお芝居のジャマをしないことが大切
本来、拍手って素晴らしい歌唱とか表現とかを讃えて送るもの。自分が素晴らしいと感じたタイミングですればいい。
とはいえ、ひとつ気をつけねばならないのは、
「芝居の進行をジャマしてはいけない」
って点なんですよね。
ミュージカルなら曲の切れ目が拍手のタイミングです。
だいたい、歌い上げてわかりやすく
「♪~(役者さんキメ顔)」♪ジャン(演奏終了)!!
って終わりますから、そこで拍手。
とか書いてますが、そんなタイミングを計らなくても、たいがい拍手したくなりますけどね!「スゲー歌声だ!!」ってw
長々と拍手はせず、次の台詞や歌のためにサッと止めることが多いです。
たまに、あまりの歌唱・表現の素晴らしさに拍手が止まず、ショーストップになることもありますけどね!
素晴らしいことなんだけど、劇場は閉館時間を守らねばならないので、あまりに長いとヒヤヒヤしているかも(笑)
全く拍手させない演目もある
ミュージカルでも、曲の切れ目に拍手が出来ないように、タイミングを練られて作られているものもあります。
「スリル・ミー」という演目では台本に、お客さんに拍手をさせるスキを与えないように、と書かれているとか。
緊迫を楽しむ演目なので、そういう風に作られているんでしょうね~。
ミュージカルではない、いわゆるストレートプレイは、上演中には拍手をしないのがほとんどです。
思う存分拍手をしたいのは終演後。素晴らしかった!という思いを込めて、手が痛くなるほど拍手しましょう♪